2012年の秋、ファィターズから戦力外通告を受けた後に栗山監督から言われた
「でも、続けるよね」
この一言から始まって、2013年は、石川ミリオンスターズで投げながら、
投手兼営業として、たくさんの人にお会いして、たくさんの人にお世話になりました。
そして、今年は、ミリオンスターズで、GM兼投手として活動します。
今年のチームの目標は、NPBやMLBに選手を送り出す事です。
そして、僕自身も一緒に復帰する事が目標です。
今シーズンも宜しくお願いします！
石川ミリオンスターズ GM兼投手 木田優夫
 | |
| 誕生日 | 1968年9月12日 |
|---|---|
| 出身地 | 東京都 |
| 出身校 | 日大明誠高校 山梨県 |
| 身長 | 188cm |
| 体重 | 95kg |
| 家族 | 父・母・兄 |
| 経歴 | 3年夏は県大会決勝戦敗退 |
日本人8人目のメジャーリーガーとなった木田優夫。
小学生の頃から将来はプロ野球選手になることを目標とし、中学2年のとき、野球ではじめての海外遠征(台湾)を経験した。
その異国での体験が強烈な印象として残り、木田の中に「いろんな国で野球をやってみたい、いろんな人と知り合いたい」という気持ちが芽生えたという。
高校は、山梨の日大明誠に進学。甲子園出場は叶わなかったが、卒業時に読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受け、1986年、プロ入りを果たす。
同球団で11年間プレーした後、1998年にオリックスブルーウェーブに移籍。その年のオフにフリーエージェントとなり、メジャー十数球団よりオファーを受ける。
「大リーガーになること自体が夢だったわけではない。より高いレベルで、現実として、マウンドからボールを投げられるということが自分の夢なんです。それにいつでもワクワクして野球をやりたい」と語った木田は、アメリカン・リーグのデトロイト・タイガースに入団。記者会見では、明石家さんまさんを師匠と仰ぐ男ならではのユーモア溢れる羽織袴パフォーマンスを披露し、話題を呼んだ。
その後、アメリカのMLBではロサンゼルス・ドジャース、シアトル・マリナーズ、日本のNPBでは東京ヤクルトスワローズ、北海道日本ハムファイターズなどで活躍し、2013年からはBCリーグ(独立リーグ)の石川ミリオンスターズでプレー。45歳を過ぎてなお、現役を続けている。
2014年8月24日 今季限りでの現役引退を表明した。
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1989 | 8 | 4 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 26 | 4.62 |
| 1990 | 32 | 17 | 13 | 1 | 12 | 8 | 7 | 182 | 2.71 |
| 1991 | 19 | 5 | 2 | 0 | 4 | 7 | 1 | 44 | 6.44 |
| 1992 | 29 | 11 | 2 | 1 | 3 | 6 | 0 | 87 | 4.53 |
| 1993 | 35 | 17 | 1 | 1 | 7 | 7 | 2 | 97 | 3.35 |
| 1994 | 28 | 13 | 1 | 0 | 6 | 8 | 1 | 61 | 4.93 |
| 1995 | 40 | 12 | 2 | 0 | 7 | 9 | 0 | 97 | 3.40 |
| 1996 | 33 | 16 | 3 | 2 | 7 | 9 | 2 | 99 | 3.78 |
| 1997 | 39 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 7 | 53 | 1.99 |
リーグ最多奪三振
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1998 | 36 | 13 | 1 | 0 | 4 | 7 | 16 | 74 | 4.62 |
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1999 | 49 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 50 | 6.26 |
| 2000 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10.13 |
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2000 | 24 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 3 | 31 | 5.66 |
| 2001 | 13 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 18 | 3.72 |
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2003 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 3.00 |
| 2004 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0.00 |
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8.38 |
| 2005 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4.50 |
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | 56 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 8 | 47 | 3.09 |
| 2007 | 50 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 | 44 | 3.14 |
| 2008 | 19 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 12 | 3.05 |
| 2009 | 30 | 4 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 31 | 5.55 |
| 年 | 登板数 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | 21 | 7 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 30 | 4.78 |
| 2011 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4.50 |
| 2012 | 1 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |
球界初! 現役プロ野球選手による
私家版「イラスト選手名鑑」。
長嶋茂雄、王貞治、松井秀喜、イチロー、
ダルビッシュ、明石家さんま…他。
プロ野球界から芸能界まで、“木田画伯”の書き下しイラストとともに「選手名鑑」形式で掲載。
第二部では、日米球界を渡り歩いてきた豊富な経験から多数のエピソードをイラストとともに紹介しています。
| 発売日 | 2013年10月11日 |
|---|---|
| 出版社 | 新紀元社 |
| 価格 | 1,260円（税込） |
巨人、オリックスを経て、
大リーガーとなった木田優夫の自伝。
数々の挫折をくぐり抜け、それでも自分の夢を追いつづける木田優夫投手。
そんな彼のサムライ魂に満ちた野球遍歴と
アメリカ大リーグでの経験を綴る。
スポーツジャーナリストとして活躍中の元ヤクルト選手・栗山英樹氏との対談も収録。
| 発売日 | 2000年1月 |
|---|---|
| 出版社 | 東京学参 |
| 価格 | 1,575円（税込） |
